境界性人格障害の治療に処方される安定剤
境界性人格障害の人の95%は精神安定剤が処方されます。
特に、境界性人格障害の人は、急に怒り出したりなど衝動性が強くでる傾向があります。
そのために、抗精神薬が処方されます。
抗精神薬とは、リスペリドンやオランザピン、セロクエルやペロスピロンなどがあります。
ただ、この薬を服用したからといって、すべてが解決するわけではありません。
境界性人格障害のひとは、うつ病も併発している方もいます。
そういった場合は、SSRIという薬も並行して服用しなければなりません。
SSRLとは、抑うつが強いときに使われます。
パロキセチンやセルトラリン、フルボキサミンなどがあります。
この両方を服用することで、改善が期待されます。
ただし、中には副作用が出る人もいるので気をつけなければなりません。
しっかりと、医師から薬の説明を聞いて、納得した上で服用してください。
また、症状がきつい時に、言われた数よりも多く飲むことは危険です。
絶対にやめくださいね。
もし、少しでも不安なことがあれば、率直に医師に相談しましょう。