境界性人格障害とADHDの違い

境界性人格障害とADHDの違い

境界性人格障害とADHDは、どちらも発達障害の病気ですが、どのような違いがあるのでしょうか?

 

境界性人格障害は、対人関係が不安定になって、急に激しく怒り出したり、親友を急に嫌いになったりします。
また、自分を傷つけたり、自殺行為をほのめかしたりします。

 

境界性人格障害は、人に害を与える障害です。

 

一方、ADHDは、人に害を与えるのではなく、日常生活に支障を起こす障害です。

 

例えば・・・

 

■長い時間じっとできず、ウロウロして歩いたりします。
同じ場所に5分もいられない。

 

■すぐに物をなくしてしまいます。

 

■自分のことを一方的に話し、人の話は集中して聞けない

 

■思いつきで行動してしまいます。
衝動買いをしたり、空気が読めない発言をし相手を傷つけたりします。

 

■片付けられない。

 

■一つのことが長続きせず、飽きっぽい。

 

■すぐに約束を忘れてしまいます。

 

などが挙げられます。

 

ADHDは、人間性や知能などには問題なので見た目は普通の人と変わりはありません。
しかし、人間関係が困難になったり、社会適応性が悪かったりするので、なかなか就職できない可能性があります。